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交通事故に係る損害賠償金

損害賠償は、民法で規定されている金銭によるいわゆる弁償です。
契約を締結した当事者に債務不履行があった場合、現実の損害とそれに起因する損害と精神的苦痛を金銭で弁済するものです。
債務不履行以外にも不法行為による場合があります。
不法行為は契約関係がない人間関係間での故意または過失により損害が発生した場合です。
最も分かり易いのは交通事故です。
交通事故を例にして損害賠償金額がどのように計算されるかを考えてみます。
損害には物理的な損害と精神的な損害があります。
物理的損害の種類には積極的損害と消極的損害があります。
積極的損害は主に医療関係出費の実費弁償があります。
入院や通院しての治療や将来に想定される手術などです。
消極的損害はその事故がなければ得ることができた利益などです。
休業したことによる利益の損失もこれに含まれます。
精神的損害は慰謝料と言われるものです。
これらを算定して損害賠償金としますが、これをそのままの金額を加害者が支払うべき金額とはしません。
ここに、過失割合を乗ずることになります。
過失割合とは加害者の一方的な責任だけではなく、被害者にも過失がある場合、過失割合に応じ、加害者の損害賠償が減額されることになります。

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